キャッシュレス化は家計破たんに注意!

こんにちは、くらげプロです。

キャッシュレス化」という言葉がよくニュースに出てくるようになりました。

世界ではキャッシュレス化が進んでおり、

「中国では屋台ですらQRコードで支払いをする」

「インドではあと2年でATMがなくなる」

「Amazon Goというレジのないスーパーができた」

などの話があります。つまりは現金を使わない決済手段が広まるということですね。

その功罪はいろいろありますが、一番個人に関わるデメリットについて書こうと思います。

世界ではキャッシュレス化は進んでる??

まず、世界の実情はどうなのか。経済産業省のデータを見てみます。

(野村経済研究所 2018年2月8日 キャッシュレス化推進に向けた国内外の現状認識)

日本は相当遅れているのがわかりますね。

なぜこんなに世界ではキャッシュレス化が普及しているのか?

今まで先進各国ではクレジットをはじめとするカード決済がありました。これもキャッシュレスなのですが、加えて、近年はQRコードなどの決済サービスの誕生がキャッシュレス化を爆発的に促進しました。

フィンテック(FinTech)という、金融(Finance)とテクノロジー(Technology)の融合を意味する新しい技術が確立され、さらにその技術がスマホという小さいコンピューターのアプリとして導入できるようになった、これが最大の理由です。

そしてその恩恵は、現金に信頼のおけない国や、そもそも銀行口座を持たない貧困層が多い国でもスマホが急速に普及したという背景で拡大します。

国としてもキャッシュレス化が拡大するということはメリットになります。

・不正や偽造などを防ぐ

・お金の流れが記録されることで税の適切な徴収が可能

・決済のデータ蓄積によってビッグデータの活用が可能

・現金インフラの維持にかかる費用が削減できる

社会の流れとして、今後社会がどんどんキャッシュレス化していくことだけは確かです。多少の混乱が出ても率先して主導していくことでメリットを享受しようとした国ほどキャッシュレス化が進んでいると言えそうです。

例えば、カナダは数年前に1セント硬貨を廃止しました。日本でいう1円硬貨ですね。理由としては、1セント硬貨を造るのに、1セント以上コストがかかるからです。

そりゃそうだわ!納得!!

1セント単位は切り上げたり切り捨てたりルールがあるようなのですが(キャッシュレスの場合はそのまま)、当然当初は混乱したでしょう。しかし、慣れれば問題ないと思いません?合理的な理由で、わずかでもコスト(税金)の削減ができるのです。実際カナダはそうやっています。

他にも、現金決済のインフラを維持するのに国としては年間約1兆円ほどかかるようです。当然現金をゼロにはできないでしょうが、コストを削減することはできそうです。

見えないと見えるは相反する。。。

キャッシュレス化社会は世界的な流れであり、日本も国が主導して進めています(動きが緩慢なのは本当にこの国の悪いところですが)。

デメリットとしてもいろいろ言われてはいますが、その中でファイナンシャルプランナーとして注意しなければいけないことがあります。

キャッシュレス化とはお金が目の前に見えない状態で決済がされることなので、家計のことを考えるとより慎重に支出を管理しなければいけません。

つまり、家計のことを考えると「見える化」をしないといけません

家計の見える化については、同じフィンテックの技術を応用した家計簿アプリが有用です。

それについては以前に別記事でとりあげてます。

近年フィンテックによって家計簿アプリ・資産管理アプリが身近になりました。『お金の見える化』ができることで家計管理が容易になります。ファイナンシャルプランナーとして実際にアプリを使用してみて、特徴や欠点、おススメ家計簿アプリをお伝えします。

ファイナンシャルプランナーとして他人の家計を見ていると、まずなにより大事なのは家計の把握であり、そのためには「見える化」しないといけないんですね。

クレジットカードは履歴が出るのでそれを家計簿代わりにして家計管理ができる一方、クレジットカードの安易な利用でどうしても使いすぎてしまう人もいます。

キャッシュレス化には月単位の家計把握の効果はあっても、習慣的に利用しやすいために家計破綻に陥る可能性が高いため注意が必要です。

人によっては使いすぎないようなシステムが必要でしょう。

まとめ

世界的にキャッシュレス化が進んでおり、この流れは変わりません。日本もどんどん進んでいくでしょう。この流れはフィンテックとスマホの普及が促進していますが、個人の家計的には支出増による家計破綻が心配されます。フィンテックの進化によってお金を使いすぎないようなシステムの改善を期待するところです。

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