ダニに咬まれたあとの感染症は要注意!

こんにちは、くらげプロです。

先日、ジャスティンビーバーさんがライム病だったというニュースが流れました。

ライム病とはダニ(マダニ属)に咬まれたときにダニから感染し発症する病気です。

欧米では年間数万人が発症しているとされ、日本では数百例に留まり報告は少ないものの、あまり特徴的ではない臨床症状から見逃されているだけで実際の患者数は多いのではないかと言われています。

 

詳細な情報はこちらから。

早期に治療すれば後遺症もないですが、未治療だと症状は慢性化します。

ただ、症状は遊走性紅斑以外は非特異的であり、初めから疑わないとなかなか診断までに至りません。

私自身はライム病患者さんを診た経験はありませんが、田舎の診療所にいると、「ダニに咬まれた」

と受診する人はたまにいます。

そして、ダニに咬まれたと言ってこなくても、診察してると、

「あれ?横腹にそんなほくろなんてありましたっけ?」

よく見るとダニだったということもあります。

 

〇ダニ媒介の感染症としては重症熱性血小板減少症候群(SFTS)も要注意!

ダニに咬まれたときに注意する病気では、近年、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)も話題に上がります。

 

こちらも受診時の症状は、発熱、嘔吐、下痢などで、非特異的です。

報告数ではライム病を超えています。

特筆すべきは死亡率が27%だったとの報告があります。

ライム病は治療がありますが、SFTSは治療法はありません。最近ファビピラビルの臨床試験が進んでいるようですが、死亡率を10%低下させるとはいえ、まだ17%も死亡率があるという恐ろしい病気です。

 

早急な研究が望まれますが、ダニ媒介の感染症に関しては、まず咬まれないことが何より重視すべきことになります。

山登りなどではもちろん、住宅地でも草刈りなど屋外での作業の際には、長袖長ズボンで肌を露出しないように注意すべきでしょう。

ダニに咬まれないことが何よりの予防となります。

 

 

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