モーラステープは日光過敏症に注意!

こんにちは、くらげプロです。

日常の診療ではよくシップを処方することがあります。高齢者だと一回に10袋(70枚!)とか処方することも多いです。

そんなにいるのか?と思うのですが。。。

なんでも一日に両肩、首、腰、両膝などで一回で8枚以上使ったりするそうであっという間になくなるようです。そんなに貼っていても医療的な効果としては怪しく反対なのですが、その是非はともかくとして、注意することがあります。

それは、シップを貼った後に日光に当たると皮膚がかぶれてしまうことがあります!!

かなり重症化したり、色素沈着といって茶色く痕が残ってしまったりトラブルがありますので注意しましょう。

モーラステープに注意!

シップの中でも特にモーラステープ、モーラスパップという種類に注意してください。

↑↑これです。

タッチロンテープという名前だったり、最近は薬の種類も多くていろんな名前があるのですが、ケトプロフェンという成分が光に反応すると皮膚炎を起こしてしまうようです。

国内における副作用報告の集計では光線過敏症の副作用は0.05%と、他の類薬に比べて大きな差異があるわけではないとされました。

しかし、使用後4週間は紫外線に注意するようにと記載があります。使用後数か月たってから日光過敏症が発現した例もあるようです。

日光過敏症とは?

日光(光線)過敏症とは光、紫外線が当たることで、皮膚にかぶれ、湿疹など起きることです。

ひふのクリニック人形町さんのホームページより写真を転載。

こちらはケトプロフェン湿布剤を貼ったのちに日光に当たって、湿布を貼ってた位置に一致して赤く皮膚炎が起きています。

ひどくなると、ジュクジュクしたり、かゆくてかきむしってしまったり、重症化することもあります。また、炎症が起きるとメラニンという色の色素が出て、色素沈着という茶色い状態になることがあります。そうなると半年~1年ほどは色素がとれるまで時間がかかってしまいます。

治療は?

以下の2点です。

・紫外線を避ける

日傘、長袖、日焼け止めなど、なるべく紫外線にあたらないようにする。

・炎症を抑える

抗アレルギー剤、ステロイドなどの薬を使用する。

体調を整えたり、保湿をしたりすることで、身体が外部環境になるべく反応しないように整えてあげることも大事です。

まとめ

湿布は気軽に家族のをもらって使っている人もなかにはいると思います。ただ、薬はなんでも副作用がありますので、しっかりと注意事項を読みましょう(そもそも他人の薬は使用してはいけません)。

モーラステープをはじめ、湿布薬を使用した後に日光(紫外線)を浴びると、皮膚炎が起きてしまう、さらには重症となることもあります。シップを貼った後は数か月は日よけをするように心がけましょう。

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