船医の会を開催!

こんにちは、くらげプロです。

私の特殊な経歴の一つに『船医』があります。 クルーズ客船と調査船に乗ってたことがあります。 船医という職業自体は結構知られていますが、一般社会ではもちろん、医者の中でも実際会うことは珍しい存在です。

その経緯や、どんなことがあったかなどは、以前「m3.com様で連載企画をすることになりました」で書いたように、連載をしています。

現在は5話まで掲載されており、10話以上書く予定です。是非、ご覧ください。

さて、先日はそんなレアな船医の集まる会をしました。と言っても、私含めて3人だけですが。

船医の会、一応目隠し

1人は船医録として本まで書いてる人です。その方のブログを通して知り合い、『船医ネットワーク』をつくって情報共有をしています。

実際、この方を通して、ある離島での仕事を請け負ったこともあります。それぞれにある程度フリーランスなので、情報共有はとても大事です。

情報だけではなくて、普通の医師のように大組織である医局に属していないと、今後どのように生きていくか悩むことがあります。同じような想いをもっている人と話をするだけで感じることがありますね。

お二人とも救急医でもあり、自己研鑽に励んでおられるので尊敬します。

船医の仕事をやっていると何も知らない医師からは、

「何もすることないだろ?優雅にゆっくり船旅できていいなぁ。引退したらやりたいわ。」

などと言われることもたまにあります。

確かに、日本で勤務するのに比べてゆっくりな時間なのは確かです。しかし、自分一人で搬送もままならないところで命を預かるのは、多大なる責任と重圧です。これは、日本で医療している人は感じることのない重圧です。

何もなくて本当に船旅気分でいられるのに越したことありませんが、何かあったときのために最善を尽くせるように準備する心構えが必要です。準備が日常です。このような気持ちは消防や自衛隊の人らと同じではないかと勝手に思ってます。

我々はその想いを共有して集まっております。

時々、船会社や医師派遣会社での船医募集記事にも「ゆったり勤務」ということが強調されていることがあります。特にクルーズ客船ではない船に多いです。これはやる人がいないので、誰でもいいからとにかくやってほしいということなんでしょうが、止めていただきたい。

こんな募集の仕方は、責任感の無い人が現場に従事する人らの命を預かることになる可能性が高い。そんな医師はたくさんいますからね。

また、我々も船医をやるとなったら、日本での仕事をいったんお休みさせてもらうなどの調整が必要です。いろいろ協力してくれてる人がそんな募集文を見るとどう思うか。こちらは真剣に思っているのに遊びに行くような気軽なイメージに感じられると、ますます今後しづらくなります。

まぁ、そんなこんなも話しながら、夜は更けていったのでした。

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